編入試験の成績開示について

大学編入試験の成績開示を行ったので報告します。

入学試験の成績に関して開示請求を行うことが出来るみたいです。 詳しくはこちらのブログが参考になります。

https://www.kagemiku.com/blog/archives/240www.kagemiku.com

筑波大学

例年成績開示に関して募集要項に記載されています。

開示方法

筑波大学では、5月1日〜6月30日の間に成績開示を行うことが出来ます。 以下に開示請求の流れを書きます。

  1. 筑波大学 教育推進部入試課に電話で開示申し込みを行う*1
  2. 2営業日以降の平日に予約をする
  3. 筑波大学 本部棟 2F 入試課まで直接取りに行く*2

開示できる情報

平成30年度学群編入試験 募集要項から引用します。

(1) 個人成績等
ア 成績を点数で表している場合は, 合格者については総合点を, 不合格者については総合点及び成績のランク区分(不合格者のランクを3段階に区分し, 該当する段階)
イ 成績を点数で表している場合は, 学力検査等(小論文, 口述試験及び面接を除く。)の得点
ウ 成績をA, B, C等の総合評価でで表している場合は, 合格者, 不合格者いずれも当該段階別評価(総合評価)

開示結果

総合点は300点満点です。 尚、点数のaverageやmin、maxについては開示されませんでした。

項目 点数
学力検査(外国語) 84
学力検査(専門) 149
総合点 233

notfounds.hatenablog.com に書いたように、数学の大問1は殆ど点数がないと思うので概ね予想通りでした。

おまけ

TOEICのスコア換算に関して他の受験者の点数を元に予測を立てました。*3

Score = min(\lceil TOEIC / 730\rceil * 100, 100)

豊橋技術科学大学

メールで問い合わせを行ったところ、編入試験と大学院入試に関しては成績開示を行っていないそうです。かなしみ

調べてみた結果、国立大学法人豊橋技術科学大学情報公開に関する開示・不開示等の審査基準の 1.個人情報(情報公開法第5条第1号) 6)推薦入試・大学院入試等の答案及び合否判定資料 に該当しそうですね。

*1:要 受験番号or学籍番号

*2:要 受験票or学生証

*3:この情報には何の信憑性もありません。いかなる損害やトラブルの責任は一切負いかねますので予めご了承ください。

高専生活振り返ってみた

こんにちは、NotFoundsです。
本日、無事高専を卒業致しました。
そこで、この高専生活5年間を振り返ってみたいと思います。

1年生

期待と不安を胸に入学式を迎え、
「いちねんせーいになったらーry...ともだち100人できるかなー?」
こんな歌が頭の中で流れてました((嘘ですごめんなさい。

友達100人もできませんでした。そもそも人見知り気味なので教室に入っても静かにしてました。(多分)

この頃は、"1年男子学生は全寮制"という制度を導入しており、私も寮に収監されました入寮しましたした。
寮生活に関しては、洗濯等自分で行うので(洗濯機と乾燥機に投げるだけ)少しばかり家事力がついたんじゃないかな。 この年、寮の改修が行われることとなり、収監できる人数が減らされたため、私の寮生活は半年で幕を閉じました。((大歓喜

授業は、新しいことを学べ比較的楽しかったです。特に、工学や物理の授業は好きでした。

部活が兼部できることを知り、中学からやっていた弓道と興味があった、コンピュータ系部活の電子情報システム研究部に入部しました。先輩の面接を受けたのが懐かしいです。
また、競プロと高専プロコンというものを知りました。

クラスの友人とRPGゲームを作ろうと言って、私はプログラム担当となり、少しずつ作っていました。

2年生

2年生になったらクラスメイトが1人入れ替わっていました。
高専ではよくあることのようです。

悪夢の工学実験が始まりました。週一の手書きレポートです。
正直、書く方も読む方も辛いと思うので手書きレポート早めたほうがいいと思いました。

数学の微分積分が辛かったですが、その反面、1年生の時苦労した三角関数を電気回路の授業で使い理解を深めました。

部活動では、地区大会だけではなく九州大会に参加させて頂きました。また、高専プロコンで、一関に行きました。

例のRPGゲームですが、皆忙しくなり開発は打ち切られました。

3年生

なんと、3名退学(転校)し、2名留年し、あたらしく2名の仲間が増えました。
私の学科は入れ替わりが多いと聞いていましたが、ここまでとは思いませんでした。

専門科目の授業が増え、個人的にはすごく楽しかったです。

高専プロコンでは、開発リーダを任されましたが、結果は残せませんでした。
長野と東京の観光をしました。長野のそば美味しかったなぁ。

そういえば、将棋にハマっていたと思います。クラスメイトに教えてもらいながら指していましたが、今では定石も忘れてしまいました。
また勉強したいな。某アニメで将棋流行ってるし。

この時期から、少しずつ企業の人の話を聞いたり、専攻科についての説明を受けたりして進路について考えるようになりました。
私は進学を決意しましたが、どこに進むかはまだ決めていなかったです。

4年生

いよいよ、進路について真面目に考える年になり、進学先を決めました。 前期は実験に追われ、受験勉強は一切しませんでした。

夏休みには、2週間東京のIT企業でインターンシップをさせて頂きました。
チームでの開発や雰囲気など貴重な経験ができてよかったと思います。 また、インターンシップ終了後にKosen13s'の方々と自己紹介LTなどをしました。

工場見学旅行で関東に行き、筑波のJAXAや横須賀のJAMSTECなどで見学や説明を受けました。
正直、男数人でディズニーシー行っても楽しくないと思っていましたが、めっちゃ楽しかったです。
本当に夢の国でした。

私達の年から4年後期に卒研室配属され、卒業研究が始まりました。
研究と言っても、興味のある分野について調べることやTOEICの勉強をしていました。

5年生

4月、始業式が始まったときに既に内定をもらっている人が居て、進学勢ですが焦りを感じました。
前期は、授業中も放課後も研究室で夜遅くまで編入の勉強の勉強をしていました。今までの人生で一番勉強したと思います。

卒業研究は、編入の勉強の合間に少しずつ進めており、合格発表が終わったときにはある程度研究も進んでいました。
夏休み前半はひたすらゲームをしていましたが、後半の9月はほぼ毎日研究室に篭っていました。

卒業研究自体はすごく楽しかったです。11月くらいの時点で研究室のメンバーは大体結果をまとめ始めていて、その頃から研究室ではアニメ鑑賞とクイズ大会、パズル大会が連日開かれていました。

新年が明け成人式に行きました。
中学卒業以来会っていない友人がほとんどだったので、久しぶりに話せて良かったです。

論文最速ACしたわけですが、何故か予稿がACせずギリギリでした。
また私は人前で話すのが苦手で、発表練習には苦労しましたが、周りの助けを借りながらなんとか発表も無事終えられました。

まとめ

この5年間を振り返ってみて、色々ありましたが本当に早かったです。
年々歳を取るのが速く感じます。((老害

高専で学んだことや経験したことはたくさんありますが、失ったものも幾つかありました。((青春とか

謝辞

クラスメイトを始め、部活の先輩・後輩、先生方に感謝します。

更に、同じ研究室で支え合った研究室の仲間には本当に感謝します。ありがとうございました。 今後とも、何かとお世話になる気がします。

GCPUG 鹿児島vol.1に参加してきました

はじめに

adventar.org 14日目の記事を書くNotFoundsです。 本日"GCPUG 鹿児島 vol.1 GCP を使い倒せ!"というイベントが開催され、参加してきました。 先程、帰宅してからなんとなくKosen13s'のSlackを眺めていたらちょうど今日のAdvent Calendarが空いていたので急遽書くことにしました。

※ 間違い等あるかもしれません。マサカリ歓迎です。

GCPUGとは

公式より引用します。

GCPUG(ジーシーパグ)はGoogle Cloud Platformを普及させることを目的とし、Googleと共にGCPをより良くし、盛り上げていくユーザーグループです。私たちに共感していただける方なら、GCPUGへの参加は自由です。一緒に GCP を盛り上げていきましょう。

https://gcpug.jp/
現在、全国に14の支部があるみたいです。鹿児島でのイベントは今回が初めてでした。 GCPUGのロゴはGCPのロゴとパグがモチーフになっているようです。

参加目的

昨年インターンシップに行った際に社内LTで「GCPはいいぞ」というお言葉を頂き、興味を持っていたので参加しました。 また、鹿児島という火山と焼酎しか無い辺境の地では、このようなイベントが開催されることが非常に稀です。そこで、どんな内容でどのような人が来るのか知りたかったというのも理由の一つです。

講演内容

GCPの3つの柱と機械学習

Google Cloud Platformを支える主要な技術と話題の機械学習についての話がありました。

  • Networking
  • Container
  • Big Data
  • Machine Learning

Networking

  • Googleは、他社と共同で設置した海底ケーブル等を用いて世界中の主要都市間での高速通信が可能
  • GCP Region <==> Google Network <==> Traffic Exits Google <==> Internet Provider Service <==> End User
  • ネットワークハードウェア(ルータ等)を自作しており高速
  • Jupiter networkが強い
  • Load Balancerが有能 -> Google SearchやGmailのインフラをそのまま提供している
  • あるリージョンが落ちても瞬時に他のリージョンへ切替可能

Container

  • Borg
  • Dockerより前からコンテナ使ってた
  • 仮想マシンは遅いので他社でも大きいところは使っていない
  • Google App EngineはBorgを用いており、インスタンス立ち上げは50ms
  • 欠点としてOpen Sourcedではない
  • Kubernetes
    • Docker based
    • Open Source
    • Cloud Native Computing Foundation

Big Data

  • Big Queryすごいよ
  • 1TBのデータを1秒でスキャンするには5,000から10,000台の並列が必要→やってみた
  • Googleの検索アーキテクチャSQLを適用した
  • Google SearchやGmailのCPUの空きを利用しているため低コスト。しかし並列度は非常に高い

Machine Learning

  • 人工知能:「賢い」ITを作る技術
  • 機械学習: データから学べるシステム
  • ニューラルネットワーク: 機械学習アルゴリズムの一つ。学習できる関数

  • Googleのサービスでニューラルネットワークが使われているところ

  • Google ML API APIとして機械学習を用いたサービスが提供されている

  • TensorFlow 上記APIではユーザがしたいこと全てを賄えない -> そうだ、TensorFlowを使おう!ってな感じで、ユーザーが独自のモデルを作ることが出来ます。 もともと社内で機械学習を書くためのライブラリーだったみたいですが2015年からOpen SourceになりGitHub上で公開されています。

    • スケーラビリティ/ポータビリティ
    • コミュニティが活発。Userも多い
    • GitHubのスター数: 81868(2017/12/15 1:00現在)
  • Googleクラウド+TensorFlowによる分散学習

    • 画像認識モデル: 50GPUで1/40の時間短縮
    • RankBrainモデル: 500GPUで1/300の時間短縮
  • Tensor Processing Unit(TPU) Googleが独自に開発している機械学習専用LSIについてです。

    • 180 Tflops/チップ
    • 11.5 Pflops/クラスタ
    • 電力消費が少ない
  • Cloud Machine Learning Engine(ML Engine) 事例として次のようなものが紹介されました。

    • 船の動きをトラックし,漁業資源の乱獲防止
    • 食品の不良品検出
    • ペットボトルのキャップ裏数字認識 -> ユーザからのフィードバックにより精度向上
    • 中古車の画像認識システム

まとめ

GCPはいいぞ。 Googleはソフトウェア開発だけではなく、ハードウェア開発やインフラ設備に相当な投資を行っているようです。 やはり開発環境は大切ですね。高専も見習って欲しい

感想

今回のイベントには学生や幅広い年齢層の社会人エンジニアの方が来ていて、様々な話が聞けました。
交流会が20, 30分しか無く物足りない感じもしましたが..会場の関係上仕方ないですね。
今後、鹿児島でこのようなイベントが増えていけばなーっと思います。(私は来年から鹿児島には居ませんが..)
App EngineとBig Queryは触ったことがありましたが、中で使われている技術に関しては知らなかったので、話が聞けて面白かったです。
Cloud Natural Languageに関しては非常に興味を持ったので暇な時に触ってみようと思います。

謝辞

このイベントのことを紹介してくれた後輩に感謝します。

大学編入記 筑波大学 情報学群 情報科学類/情報メディア創成学類 併願

筑波大学 情報学群 情報科学類/情報メディア創成学類 併願の編入試験について書いていきます。

大学編入記目次はこちら。編入試験の勉強や参考書についても書いてあります。 notfounds.hatenablog.com

はじめに

編入試験の第一志望です。茨城県つくば市にあります。ここは研究学園都市と呼ばれていて、JAXAや産技研などの研究機関が集まっています。 名前だけ聞くと某アニメの都市を連想する方も多いかと思います。

筑波大学は、他大学のように工学部の情報学科ではなく、情報学が学部(学類)として存在しています。 その中で、情報科学類と情報メディア創成学類があり、併願可能なので第一志望は情報科学類として併願しました。

試験科目は、専門(数学2題・情報2題・物理2題、内4題選択)とTOEIC(IPは不可)もしくはTOEFLのスコア提出となっています。 ちなみに、受験票は忘れても受験できるみたいですが、スコア表を忘れたら受験できないみたいなので気をつけましょう。

アクセス

羽田空港から京急、JR、つくばエクスプレスを乗り継いでつくばまで行きました。
受験会場が筑波大学 春日キャンパスというつくば駅から徒歩7分位の場所だったので、当日は駅に荷物を預けて、歩いていきました。 つくば駅からバスも出ているので、雨天時等は利用するといいと思います。

試験内容

専門 (120分)

試験は、数学・情報・物理(各2題)から4題選択ですが、情報メディアの採点には物理の点数が反映されません。僕は情報メディアを併願したので数学と情報を受けました。それぞれの問題について以下に述べます。

数学

大問1は、極座標を使って体積を求める問題と偏微分の証明の問題でした。例年、積分の問題は極座標を用いる問題が多いので確認しておくと良いです。大問2は、固有値を使って、行列のn乗を求める問題でした。過去問11年分+問題集の筑波の問題を解きましたが、筑波の問題としては初めて見る形式でした。問題自体は典型的な問題で他大学の編入試験でも良く出るので解けるようになっておくと良いと思います。  

情報

大問1は、線形リストの問題でした。例年通りの問題なので解くだけです。大問2は、配列の二分探索の問題でした。計算量について記述する問題が多かったです。時間計算量や空間計算量は導出や説明が出来るように、しっかり抑えておきましょう。

英語

TOEICは、610で提出しました。周りの受験生も平均すると大体600くらいだと思いますが、旧帝大を受ける人とかは700以上で提出しているみたいです。ちなみに、筑波のTOEICの点数換算は730が満点だと言われています。

全体を通して

問題は例年より簡単な印象を受けました。しかし、ケアレスミスが目立ち数学の大問1は、ほとんど点数が取れていないと思います。特に1問目で極座標の公式を間違ってしまっていて、試験終了後答案を集めている時は絶望していました。情報は、説明がうまく書けているか分かりませんが、10割近く取れていると思います。

過去問

過去問は、11年分と大学院入試の専門の問題を解きました。特に専門の問題はなるべく多く解いて問題に慣れているといいと思います。大学院入試の専門の問題は、編入学試験と同じくらいの難易度で、数年前は編入試験と院試で似た問題が出題されたそうなのでおすすめです。

結果

結果は、第一志望の情報科学類ではなく、情報メディア創成学類への転科合格でした。

まとめ

転科という形ですが、一応合格することが出来ました。数学でのミスがあったので、覚悟して合格発表を見た為、情報科学類のページに自分の受験番号がなかった時でも意外と冷静でした。あーなかったなぁ...と。その後、とりあえずメディアの合格発表を見て自分の番号があったときは、目を疑って何度も見直して、更に友人にも確認してもらいまいた。

筑波大学は、他学類の講義が受けられると聞いているので、積極的に講義を取って圧倒的成長を図れたらと思います。
また、特に情報科学類は旧帝大の滑り止めとして受験する人も結構いるみたいです(研究室の先輩もそうでした)。倍率はよく覚えてない無いです。

参考

3編同期のブログを紹介します。

mtryo1021.hatenablog.com (2018年5月7日追記)

mattu-2.hatenablog.com (2018年5月11日追記)

大学編入記 豊橋技術科学大学 情報・知能工学

豊橋技術科学大学 情報・知能工学の編入試験について書いていきます。

大学編入記目次はこちら。編入試験の勉強や参考書についても書いてあります。 notfounds.hatenablog.com

はじめに

高専からの編入と言えばとりあえず技科大」みたいな風潮がある気がします。全国にhogehoge技術科学大学と呼ばれる大学は豊橋と長岡の2箇所ありますが、情報系に進むつもりなら豊橋を選びましょう。

アクセス

中部国際空港からミュースカイ名鉄を乗り継ぎ豊橋まで行きました。
受験当日は豊橋駅から技科大まで臨時バスが出ています。両替はできますが、混み合うので小銭を用意しておいたほうがいいです。 行きのバスでは乗客は皆無言でしたが、帰りのバスは賑やかでした。

試験内容

国語 (60分)

例年と問題形式が少し異なり、過去問が役に立たないことが分かりました。(これは罠で出題形式や問題内容等参考になります。) 昨年は四字熟語が出題されましたが、今年は慣用句の問題が出題されました。受験勉強で語彙力を落としていたので難しかったです。出来としては、6〜7割くらいだったのかなーと思います。 もしかしたら、過去2年の出題形式はほぼ同じだったので2年毎に形式を変えているのかもしれないですね。

英語 (90分)

例年と同じような問題でした。TOEICの勉強をしていればリーディングは簡単に解けると思います。対策はとしては、数日前に過去問を解いたくらいです。リスニングは、音響設備の調子が悪かったのかすごく聞き取りづらかったです。何言ってるのか分かりませんでした。

数学 (60分)

一問目は確率でした。確率はほとんど勉強していませんでしたが、例年より簡単だったので解けました。線形台数・微積は基本的な問題でしたが、最後の大問は時間が足りなくて解き終わりませんでした。検算も大事ですが、一通り問題を解くことをお勧めします。周りの様子を見た感じ、最後の問題は落としている人が多いみたいでしたが、この問題を取れていれば大きく差をつけることが出来たのではないかと思いました。

専門 (90分)

一問目は微分方程式の問題でした。最近微分方程式の問題は出ない傾向だったので戸惑いましたが、基礎的な問題で他大学の編入等でも頻出なので解けるようになっておくとよいと思います。プログラミングや論理回路は例年より簡単でした。時間は結構余るので、見直しをしっかりしましょう。

過去問

国語と英語の過去問は、技科大に問い合わせをすれば2年分貰えるのでそれを解きました。数学と専門は過去問を6、7年分くらい解き、試験前日も解きなおしました。移動中は四字熟語を勉強していたのですが、ほとんど出なかったので悲しかったです。

食事

<和幸> ★★★★★

愛知といえば味噌カツだということで、おいしい味噌カツを探していたら、豊橋駅のすぐ隣の駅ビルの中にありました。ちなみに中部国際空港にもあります。ご飯・味噌汁・キャベツが食べ放題です。お肉は味噌なしでも十分おいしかったです。試験前日は味噌カツを食べて試験に備えるようにしましょう。

<三河開化亭> ☆★★★★

和幸のすぐ近くにあるラーメン屋です。僕は魚介系のスープのラーメンを食べました。あっさりしていて、美味しかったです。友達は油そばの大盛りを食べていて、僕も少しもらって食べたのですが、一口食べただけで非常に辛くなりました。その後暫く大盛りを断ったそうです。

<とり五鐵> ★★★★★

名古屋といえばやっぱり名古屋コーチンなので、名古屋コーチンの親子丼を食べました。名古屋駅にあるのですが、人気で行列が出来ていました。卵がふわっとしていて、さらに鶏肉が香ばしくて美味しかったです。親子丼を食べに名古屋に行きたいぐらいです。

おまけ

名古屋の観光名所として名古屋城があり、名古屋駅から地下鉄を使って行けます。みたらし団子が名物らしいので食べてみたら、甘辛くて美味しかったです。

試験結果

合格しました。

まとめ

合格発表は筑波大学の受験前日でした。僕はチキンなので結果は見ないつもりでしたが、友達が見て連絡をくれました。ありがとうございます。受験倍率は3~4倍でした。(多分) 近年、本校・他校共に技科大への受験者が増えてきている気がします。旧帝大の滑り止めに技科大を受ける人も多いので、技科大を第一志望にする人は頑張ってください。

大学編入記 目次

こんにちは、長らくブログの更新が滞っていましたNotFoundsです。(そもそもほとんど更新してない。)
先日大学への編入試験が全て終わりましたので、そろそろ編入体験記を書いていこうと思います。

自己紹介

目次

受験記

成績開示

notfounds.hatenablog.com

単位認定

notfounds.hatenablog.com

試験勉強等

僕が、編入を考えたのは3年の時、弊高専の熱烈な専攻科への勧誘を受けたのと当時の担任(現研究室の教授)の影響です。それからと言うもの、特に編入試験へ向けて勉強することはなく、編入学試験の勉強を本格的に始めたのは4年の12月に入ってからでした。

まず、弊高専では4年の後期中間テストでTOEIC IPを強制的に受験させられます。僕とTOEICの出会いはこの時が最初ですが、正直付け焼き刃ではどうにもならないと分かっていたので腕試しを兼ねて勉強せずに受験して無事爆死しました。確か450くらいだったと思います。

そして、4年の12月から5年の4月までひたすらTOEICの勉強だけをしました。幸い一度も点数が下落することがなかった(停滞はした)のでモチベーションは維持できましたが、TOEICの勉強に時間を掛けすぎた割に点数はいまいちでした。5年の4月以降はひたすら数学の勉強をしました。僕が志望する学校はどちらも応用数学が試験範囲に含まれていなかったので主に線形台数と微分積分に力を入れました。専門科目の勉強は、基本的に過去問を解いたくらいです。競技プログラミングをかじっていたのが功を奏しました。

参考書等

数学

  • 編入数学徹底研究 (桜井 基晴, 聖文新社, ISBN-13: 9784792200978)

    編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

    編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

    章末問題以外を1周しました。最初は例題を解けるように勉強を進めていけばいいと思います。 章末問題は余裕があれば解いたほうがいいですが、そこまで重要ではありません。

  • 大学編入試験対策 編入の線形代数徹底研究 (桜井 基晴, 聖文新社, ISBN-13: 9784792201050)

    編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

    編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

    親切な友人に借りました。線形代数の基礎を学ぶにはいいですが、練習問題が少ないと感じました。

  • 大学編入試験問題 数学/徹底演習 (林 義実, 小谷 泰介, 森北出版, ISBN-13: 9784627048737)

    大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

    大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

    この本は、回答の誤植に目を瞑れば良書だと思います。付録の補章が有能でした。ただし、本当に誤植が多いので、計算して答えが合わないときは落ち着いて誤植表を見ましょう。
    様々な学校の編入試験の問題が集めてあります。志望校の問題は全て解いておいたほうがよいでしょう。解説が親切ではないので分からないときは先生や数学が強い人に聞いたほうがいいと思います。

専門(情報)

専門は、基本的に過去問しか解いていません。ただ、競技プログラミングをしていると計算量等について理解が深まるのでおすすめします。
そういう訳で、競技プログラミングの良書を紹介します。ただし、受験までに十分な時間がある人向け。

TOEIC

まとめ

受験全体について振り返ると、やはり勉強を始めるのが遅かったかなと思いました。僕自身、最初のうちはモチベーションを維持するために、勉強の記録をつけるサービスを用いていました。受験が近くなった頃には記録をつけるのも面倒になり記録しなくなりましたが、自然と勉強はしていました。自分のペースで勉強していけるように、なるべく早いうちに勉強は始めたほうがいいと思います。僕は去年、先輩から同じことを言われましたが、実践できませんでした。

また、受験勉強に際して、周りの環境はとても重要だと思います。僕の場合、同じ研究室のメンバーが全員進学で、それぞれ得意な分野があったので、分からないところは互いに教え合っていました。すごく恵まれた環境だったと思います。ただし、速く編入試験が終わった人はすぐ調子に乗るので気をつけましょう。(人のこと言えない)

さいきょうの経済実験フレームワークを使って人狼サポートアプリを作るはなし

はじめに

www.adventar.org 18日目の記事を書くNotFoundsです。 去年からAdventCalendarの記事書きたいなーと思いながらネタを探していたのですが、結局書きたいものが見つからず、今年もAdventCalendar書かないと思っていたのですが何故か書くことになりました。 (記事の内容が薄いのはご了承ください。

経済実験のWebフレームワーク(?)を使って、「人狼ゲーム」のサポートアプリを作る話をします。 今回、ボードゲームではなく人狼を作った理由として、ボードゲームのクライアントは結構あり十分な機能が含まれていますが、人狼のアプリは一つの端末を複数人で回したりするものがほとんどであり、各個人の端末で行うものが少なかったからです。また、オプションとしてゲーム内の情報をグラフ表示出来たらいいなーと考えていました。

経済実験とは

複数の人に簡単なアンケートや単純化された市場での取り引きを行ってもらい、データを取得するものです。

今回使うフレームワークについて

github.com 今回使う経済実験フレームワークは、私の学校の経済学の先生が「スマートフォン等で簡単に経済実験が行えるサービスがないから作ろう」という意図で開発をしているものです。因みに、サーバーの設計はRyo33が行っており、私も一部開発に携わっています。 このサーバーは、Elixir & Postgresql & Reactで構成されており、WebSocket通信でクライアントと接続します。その為、サーバーとクライアントは常に同期しており、他のクライアントの状態をリアルタイムで見ることができます。また、素晴らしいことに各経済実験はモジュールとしてサーバーとは分離されており、以下のような特徴があります。

  • スマホやPCから簡単に利用できる
  • 無料
  • 500人同時接続可能
  • 特別な知識不要

つまり、このサーバーを用いると、ゲームやチャットアプリ、リアルタイムなホワイトボードアプリ等も簡単に実現することができます。

作っているもの

github.com 今回作成しているものは「人狼ゲーム」のモジュール部分です。

使い方は、上記XeeサーバーをHeroku等に配置しモジュールとして人狼ゲームを追加すれば動きます。 時間と気力がなくてサーバーはまだ立てていません。後日、バグ取り等を行ってからサーバーは立てると思います。

実際のゲーム画面

f:id:notfounds8080:20161217215855j:plain f:id:notfounds8080:20161217215903j:plain f:id:notfounds8080:20161217220202j:plain f:id:notfounds8080:20161217215847j:plain

今後

このフレームワークを使って、ボードゲームTRPG等の複数のゲームのサーバーを作ろうかなーと思っています。

さいごに

こんな感じで18日目の記事でしたー。 今回使用したフレームワークを用いた経済実験システムXEE.JPもよろしくお願いします。(ステマ

明日は、Mizuki Shimabukuroさんの記事です!