大学編入記 目次

こんにちは、長らくブログの更新が滞っていましたNotFoundsです。(そもそもほとんど更新してない。)
先日大学への編入試験が全て終わりましたので、そろそろ編入体験記を書いていこうと思います。

自己紹介

目次

受験記

成績開示

notfounds.hatenablog.com

単位認定

notfounds.hatenablog.com

試験勉強等

僕が、編入を考えたのは3年の時、弊高専の熱烈な専攻科への勧誘を受けたのと当時の担任(現研究室の教授)の影響です。それからと言うもの、特に編入試験へ向けて勉強することはなく、編入学試験の勉強を本格的に始めたのは4年の12月に入ってからでした。

まず、弊高専では4年の後期中間テストでTOEIC IPを強制的に受験させられます。僕とTOEICの出会いはこの時が最初ですが、正直付け焼き刃ではどうにもならないと分かっていたので腕試しを兼ねて勉強せずに受験して無事爆死しました。確か450くらいだったと思います。

そして、4年の12月から5年の4月までひたすらTOEICの勉強だけをしました。幸い一度も点数が下落することがなかった(停滞はした)のでモチベーションは維持できましたが、TOEICの勉強に時間を掛けすぎた割に点数はいまいちでした。5年の4月以降はひたすら数学の勉強をしました。僕が志望する学校はどちらも応用数学が試験範囲に含まれていなかったので主に線形台数と微分積分に力を入れました。専門科目の勉強は、基本的に過去問を解いたくらいです。競技プログラミングをかじっていたのが功を奏しました。

参考書等

数学

  • 編入数学徹底研究 (桜井 基晴, 聖文新社, ISBN-13: 9784792200978)

    編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

    編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

    章末問題以外を1周しました。最初は例題を解けるように勉強を進めていけばいいと思います。 章末問題は余裕があれば解いたほうがいいですが、そこまで重要ではありません。

  • 大学編入試験対策 編入の線形代数徹底研究 (桜井 基晴, 聖文新社, ISBN-13: 9784792201050)

    編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

    編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

    親切な友人に借りました。線形代数の基礎を学ぶにはいいですが、練習問題が少ないと感じました。

  • 大学編入試験問題 数学/徹底演習 (林 義実, 小谷 泰介, 森北出版, ISBN-13: 9784627048737)

    大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

    大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

    この本は、回答の誤植に目を瞑れば良書だと思います。付録の補章が有能でした。ただし、本当に誤植が多いので、計算して答えが合わないときは落ち着いて誤植表を見ましょう。
    様々な学校の編入試験の問題が集めてあります。志望校の問題は全て解いておいたほうがよいでしょう。解説が親切ではないので分からないときは先生や数学が強い人に聞いたほうがいいと思います。

専門(情報)

専門は、基本的に過去問しか解いていません。ただ、競技プログラミングをしていると計算量等について理解が深まるのでおすすめします。
そういう訳で、競技プログラミングの良書を紹介します。ただし、受験までに十分な時間がある人向け。

TOEIC

まとめ

受験全体について振り返ると、やはり勉強を始めるのが遅かったかなと思いました。僕自身、最初のうちはモチベーションを維持するために、勉強の記録をつけるサービスを用いていました。受験が近くなった頃には記録をつけるのも面倒になり記録しなくなりましたが、自然と勉強はしていました。自分のペースで勉強していけるように、なるべく早いうちに勉強は始めたほうがいいと思います。僕は去年、先輩から同じことを言われましたが、実践できませんでした。

また、受験勉強に際して、周りの環境はとても重要だと思います。僕の場合、同じ研究室のメンバーが全員進学で、それぞれ得意な分野があったので、分からないところは互いに教え合っていました。すごく恵まれた環境だったと思います。ただし、速く編入試験が終わった人はすぐ調子に乗るので気をつけましょう。(人のこと言えない)

さいきょうの経済実験フレームワークを使って人狼サポートアプリを作るはなし

はじめに

www.adventar.org 18日目の記事を書くNotFoundsです。 去年からAdventCalendarの記事書きたいなーと思いながらネタを探していたのですが、結局書きたいものが見つからず、今年もAdventCalendar書かないと思っていたのですが何故か書くことになりました。 (記事の内容が薄いのはご了承ください。

経済実験のWebフレームワーク(?)を使って、「人狼ゲーム」のサポートアプリを作る話をします。 今回、ボードゲームではなく人狼を作った理由として、ボードゲームのクライアントは結構あり十分な機能が含まれていますが、人狼のアプリは一つの端末を複数人で回したりするものがほとんどであり、各個人の端末で行うものが少なかったからです。また、オプションとしてゲーム内の情報をグラフ表示出来たらいいなーと考えていました。

経済実験とは

複数の人に簡単なアンケートや単純化された市場での取り引きを行ってもらい、データを取得するものです。

今回使うフレームワークについて

github.com 今回使う経済実験フレームワークは、私の学校の経済学の先生が「スマートフォン等で簡単に経済実験が行えるサービスがないから作ろう」という意図で開発をしているものです。因みに、サーバーの設計はRyo33が行っており、私も一部開発に携わっています。 このサーバーは、Elixir & Postgresql & Reactで構成されており、WebSocket通信でクライアントと接続します。その為、サーバーとクライアントは常に同期しており、他のクライアントの状態をリアルタイムで見ることができます。また、素晴らしいことに各経済実験はモジュールとしてサーバーとは分離されており、以下のような特徴があります。

  • スマホやPCから簡単に利用できる
  • 無料
  • 500人同時接続可能
  • 特別な知識不要

つまり、このサーバーを用いると、ゲームやチャットアプリ、リアルタイムなホワイトボードアプリ等も簡単に実現することができます。

作っているもの

github.com 今回作成しているものは「人狼ゲーム」のモジュール部分です。

使い方は、上記XeeサーバーをHeroku等に配置しモジュールとして人狼ゲームを追加すれば動きます。 時間と気力がなくてサーバーはまだ立てていません。後日、バグ取り等を行ってからサーバーは立てると思います。

実際のゲーム画面

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今後

このフレームワークを使って、ボードゲームTRPG等の複数のゲームのサーバーを作ろうかなーと思っています。

さいごに

こんな感じで18日目の記事でしたー。 今回使用したフレームワークを用いた経済実験システムXEE.JPもよろしくお願いします。(ステマ

明日は、Mizuki Shimabukuroさんの記事です!

はじめてのブログ

はじめに

AdventCalendarの記事を書くにあたり、ブログを開設しました。

自己紹介

"NotFounds"といいます。なんとなくNotFoundで各アカウント作ろうとしたら、ほとんどのサービスでIDが取られていたので's'を付けてみました。*1

所属とか

  • 某有名(?)な活火山がある県の高専の4年
  • 情報工学専攻
  • 部活は、弓道と電子情報システム研究部(高専プロコンや競プロを行う)
  • Kosen13s'

趣味

  • ダイビング
  • 弓道
  • プログラミング
  • ドライブ
  • アニメ鑑賞
  • FPS etc.. と多趣味(?)です。最近運動不足なので、何かスポーツをしようと思っています。

最後に

文章を書くのはあまり得意ではないのですが、せっかくブログ開設したので不定期に何か書いていこうと思います。 というわけで、よろしくお願いします。

*1:前述のようにニックネームに深い意味は込めてなかったのですが、「Found」にはFindの過去形以外に「創造する」「設立する」の意味があると知り、結果「何も作らない」という名前になったのかなーと思いました。